先日、上席に「あなたが服を選ぶときに大事にしていることは何ですか?」と聞かれた。
思えば自分は服選びで重要視している点は全くなく、学生時代に古着屋で数百円で買えて”ある程度ちゃんとしているように見える”服を選び、「まだ着れるから」と着古していただけで、そこから自分の思考も服装もアップデートしない状態でいた。
そこから少し考えてみたが、服装というものは自分自身を表現するものであると同時に、他人には一番最初に見られる自分であり相手に自分のことを伝えることができる名刺代わりのものでもあるのだろうというところに行き着いた。
上席に聞かれた際には「う~ん、特に気を付けていることはないですが、強いて言えば色合いですかね」程度の空っぽな返答をすることしかできなかったが、かなり恥ずかしい返答をしていたな、と改めて思う。いつも抜けている視点を相手に考えさせながら与えてくれるとても尊敬できる上席だな、とも改めて感じたところだった。
服装のポリシーは自分のポリシーによって決まり、それがないということは自分の生きる指針も見つかっていないのかもしれない。
今はまだ「できれば国内産で、素材感が良くて、、」程度の考えしか持つことはできていないが、なぜその服を選ぶのか、なぜそのように着るのか、などを言える程度には、まずは自分の考え、主張を持てるようになりたいと思う。
今までブログを更新することはなかったが、その考えをまとめるためにも自分の考えを整理し表に出す練習として今後も更新していきたい。